2015年9月2日水曜日

安保徹的生き方5 解糖とミトコンドリア

安保徹的生き方5
解糖系とミトコンドリア系

細胞の進化
20億年前(酸素が2%)から12億年前にかけて
原核細胞生命体(核膜が無い)に
ミトコンドリア生命体が寄生してできた
真核細胞生命体(核膜がある)が元になって

今の細胞ができた

私たちのからだは
エネルギーを使って動いています
(脳、心臓、筋肉など)

エネルギーは食料の糖分などから
各細胞で作り出します
その方法は2通りあります

ミトコンドリア系         解糖系 
      (有酸素)      (無酸素)      
                      毎日新聞 2015.8.30



細胞の中のエネルギー産生システム





解糖系
細胞の中の細胞質で解糖系が酸素なしで働き
血液から取り込んだブドウ糖を
乳酸(ピルビン酸)に変え
2単位(2ATP)のエネルギーを得ます

*ATP:アデノシン3リン酸(エネルギー通貨)
加水分解する度にエネルギーを発生します
http://ketogenic-diet.org/metabolism/biochemistry.html




このエネルギーは危険から逃げる時などの
瞬発力になります

炭酸ガス(二酸化炭素)を血中に捨てます


ミトコンドリア系
 細胞の中にある小生命体、ミトコンドリア内で
解糖系で得た乳酸(ピルビン酸)と酸素から
36単位(36ATP)のエネルギーを得ます

これは運動時などの
持続力になります
炭酸ガスと水を血中に捨てます



http://www2.tokai.or.jp/shida/heaith_assist/ATP.htm


http://cancer-treatment-with-diet-cure.doorblog.jp/archives/40554773.html



ピルビン酸              乳酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E8%84%B1%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E9%85%B5%E7%B4%A0




引用:安保徹 「病気にならない生き方」三和書籍

和田 勝「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」羊土社

「安保徹的生き方4」⇒
http://tadnakada.blogspot.jp/2015/08/blog-post_68.html

0 件のコメント:

コメントを投稿