2014年2月24日月曜日

赤ちゃんの背骨 The backbone of baby

赤ちゃんの背骨
The backbone of  baby


http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201401250000/



ヒト(成人)の背骨(脊柱)は3つの椎(24個の骨)と仙骨・尾骨から
成り立っている




cf. http://elcrest.co.jp/power_plate/2013/01/s.html


背骨は

からだの右横から見て直線ではなく
頸椎:前方に湾曲④
胸椎:後方に湾曲③
腰椎:前方に湾曲②

とSSカーブを描いている




3つの湾曲によって
10倍の負荷に耐えられる構造だという
N(力、負荷)=X(湾曲の数)*X+1
X=3の時
N=10となります
cf. http://elcrest.co.jp/power_plate/2013/01/s.html

重い頭を支えられるわけです



逆に言えば
足にかかった衝撃は
1/10になって頭(脳)に伝わる
と考えてもよい


cf. 背骨の構成とはたらき→ http://sekityuusokuwan.lentzhome.com/sebonesekityuu/post_1.html


新生児時代の背骨は湾曲が1と少ない
N=2となる
生まれて1,2か月は頭を支えきれない段階です

頸椎の湾曲ができると
X=2で
N=5となります
首がすわったという訳です


誕生時から一年間の背骨の変化を見てみると


 逆C字型 → S字型  → S字型 →SS字型注)

のように成長してゆきます



もちろん、背骨の長さも長くなってゆくことに注意したい

注)SS字型は筆者の命名である



 逆C字型 →   S字型  →    S字型   →    SS字型

  新生児     約3-4か月    約8-9か月      約1年
           首がすわって              立ち上がって
          頭を持ち上げられる頃         2足歩行する頃
          頚部が前湾し始める          頭の重さとの
                              バランスを
                              とるために
                              腰部が前湾する


cf.股関節痛改善Lavo→ http://neutralbody.blogspot.jp/2013/11/blog-post_8.html

cf.向き癖を直す→ http://www.sweetnet.com/mukiguse.htm



新生児の脊柱は逆C型で
重力の影響の少ない羊水(地上の1/6以下の重力)
の中にいた
胎児時代の延長で丸い背をしています

赤ちゃんは地上に生まれた以上
重力の世界で成長してゆかねばならない
過去(逆C)に戻ってはいけない

特に大きく重い頭を支えるために頸部が前湾し
あたかもサスペンジョンのように
S字型を強めてゆく。

ハイハイすることにより骨格も成長する
決して胎児に逆戻りするような
丸まった姿勢(逆C型)をとらせてはいけない
それでは成長でなく退歩である

そして
約一年後
立ち上がって二足歩行するために
重い頭が腰と首の真上に垂直に来るように
腰部が前湾してSS字型になってゆく

まるで類人猿の進化のように



cf.縄文への道→http://joumon-juku.com/mandara/1_10.html


ヒトは進化の過程の類人猿として生まれると言われますが、
ゴリラやチンパンジーのS字は弱く丸い背中です




wikipedia  Human evolution → 
http://en.wikipedia.org/wiki/Human_evolution





いつまでもこんな丸い背中ではいけません
そう思いませんか?

参考ブログ 
まんまる背中1→
http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201401290000/


背中が丸いことはよいことでしょうか?→
http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201301130000/





背中の反り具合→
http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/200911010000/

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